NTTグリーン＆フードがめざす
事業構想

グリーン＆フード事業は、「A．藻類の生産・販売」、「B．魚介類の生産・販売」、「C．サステナブル陸上養殖システムの開発・提供」から成り立ちます。
NTTグリーン＆フードでは「B．魚介類の生産・販売」から着手します。

活動の背景

1

環境をまもる

温室効果ガスの１つである二酸化炭素の増加が、気候変動の大きな一因です。そして、大気中の二酸化炭素の約35％は、海洋で吸収・固定されています（IPCC第6次評価報告書より）。
固定とは、二酸化炭素が有機物に変換されて取り込まれるプロセスのこと。この変換プロセスのバランスが乱れ、海洋中の二酸化炭素がどんどん増加すると、海の中が酸性化されて生態系に影響を与えてしまいます。

活動の背景

2

豊かな食生活をまもる

地球規模では人口が急激に増えています。このまま人が増え続ける世界で豊かな食生活を送ろうとすると、私たち人間が必要とするタンパク質が足りなくなってしまいます（タンパク質クライシス）。

出典：FAO「Global Production Statistics」より推計

活動の背景

3

日本の水産業を再興させる

日本の水産業では働く人の高齢化と担い手不足が深刻な状況です。そして、かつては世界1位だった生産量も今では8位に落ち込んでいます。

NTTグリーン＆フードが
描く未来

陸上養殖での水産物の生産を中心に、雇用の創出や地場産業の活性化等、地域振興への貢献をめざします。
こうしたより良い未来を実現するために、NTTグリーン＆フードは関連パートナーの皆さまとの連携を強化していきます。

地域振興への貢献

• 1水産物の生産（ブランド化）
• 2雇用の創出
• 3教育・地場産業の活性化
• 4自治体税の増収
• 5脱炭素の推進